ネオン前線北上中

 
 腕自慢・ワザ自慢 86 
看板 制作・施工・取付
北陸支部 明工ネオン(株)
佐藤義明さん
佐藤義明さん  この道42年の大ベテラン、佐藤義明さんにお話を伺いました。
――ネオン管加工のお仕事を始められたのは何歳の時ですか?

 18歳からです。今の会長さんに教わったのですが、1年ぐらいで1人でやることになってしまって、困りました。それでも曲げることは苦労しなかったし、排気の人もいたのでなんとかなりました。
――景気の波をいくつも越えてこられたんですね。
 その頃、県内にネオンの会社は当社ともう1社だけで、忙しい時には知人に応援を頼んだり、深夜まで仕事をしたこともありましたが最近はネオンの仕事も随分減ってきました。
――いつも心掛けていらっしゃるのは?
 若いときはネオン管を早く作るのが良いと思いましたが、今は薄くならないように、均一の厚さにするように、多少時間が掛かっても故障しない、丁寧な仕事を心掛けています。
――ところでご趣味は?
 住まいが富山県の猪谷という岐阜県との県境なんですが、冬は孫とスキー、春は家族で山菜採り、夏は孫と近くの高原川で川遊びです。
――素敵ですね、お孫さんと遊べるなんて。遊びも全力投球ですね。
 
 う・ち・の・会・杜 94 
関東甲信越支部 金剛国際(株)
原 順一郎さん

原 順一郎さん 金剛国際(株)の創立は昭和48年6月。印象的な社名は、創立者の原茂満氏が当時懇意にしている宗教家に相談したとのこと。当時不運が続き、その払拭を願い、また力強く国際的に活躍出来るようにとの命名でした。
 現社長の原順一郎氏は大学時代からアルバイトとして家業を手伝い、「納期は厳守」「いい加減なことはするな」という父上の教えは自然と身に付き、「『現場を終える頃には塵ひとつないようにしてこい』と言われましたね。今思うと、現場の鏡ですね」。
 昭和62年頃から前社長は組合活動が忙しくなり、仕事を任される割合が段々増えていきました。
 平成5年に買い取り専門の大手「アップル」の看板工事を受注し、「アサヒネオン電気(株)の山口社長をはじめ、色々な方々にお世話になりました。大きな仕事をやり遂げることができ自信がつきました」。
 平成11年に社長に就任。主な業務は屋外広告・看板の制作、取付。現在は息子さんの夢人君を交え4人が力強い社名にたがわず、現場でキビキビ働きます。

Back

トップページへ戻る



2007 Copyright (c) All Japan Neon-Sign Association