点滅希

 
 国旗と国歌  
    

 史上最多の204カ国・地域が参加した北京五輪。勝者の栄光を讃える表彰式での国旗掲揚と国歌演奏は失敗の許されないセレモニーである。
 北京五輪組織委員会からその運営指導の依頼を受け、人民解放軍の若者200人に講義をしたのが桑畑朋子さんという日本人女性というのは同胞にとって誇らしいトピックだ。
 「国旗は国家や国民と同じ位置づけ。旗は絶対に地面につけてはいけない。」といった教育、国旗の掲揚を国歌の演奏時間に一致させるなど、その指導は広範に亘る。(日経8月21日より)
 世界のアスリートたち、応援する国民、国家の威信、それらを象徴するものだけに、神経を遣うのは当然のことだろう。
 その指導をしたのが日本人女性という事実の一方で、我々日本人は世界で最も国旗と国歌を疎かにしているのも事実である。
 日本の若者の多くがそんなふうに育ってしまったのは、偏に国旗国歌を忌み嫌う教育の見事な賜物である。いやはや何とも痛ましい限りだ。
 拙宅では祝日に日の丸を掲げ、近所から右翼じゃないかと疑われている。

(頑)

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