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 Vol.112
 
 「平成21年度安全標語」入選作品決定   
 全ネ協事業となって2年目の「平成21年度安全標語」は、全ネ協指導教育委員会(委員長・澤口康孝理事)の担当で、9月に募集案内を行い11月下旬の締切までに全国の会員から826点(前年度425点)と前年度を大きく上回る応募があった。
 委員会の予備選考により絞られた20作品の中から、12月11日開催の全ネ協第5回理事会で投票の結果、次の入選作品が決定した。入選作品の内、第一席から第三席の作品はポスターにして全会員宛送付され、各会員事務所・工場等目立つ場所に掲示される。

第一席 「決めた事 守るあなたが 守られる」
 アオイネオン(株)   小池真有美氏(中部支部)
第二席 「無災害 すべての人が 監視員」
  大阪クロード(株)   北村義彦氏(関西支部)
第三席 「安全は 心と体の 管理から」
  ヨシダ宣伝(株)新潟支店   亀田 哲氏(関東甲信越支部)
佳 作 「気をつけて!手慣れた作業に 落し穴」
  (株)奥野電工    田畑英子氏(中部支部)
佳 作 「気を抜いた 心に潜む 事故の影」
  アオイネオン(株)   小山 茂氏(中部支部)
 
 東京都で屋外広告物に許可シール導入  
 東京都では、1月19日(月)より屋外広告物には許可済みシール(標識票)の貼り付けが必要となった。
 東京都屋外広告物条例施行規則第7条により、従来から広告主には許可広告物に許可期間、許可番号等の表示義務があるが、表示の徹底がなされていなかったのが現状である。この状態を改善するため、東京都では、既に他自治体でも実施されている許可済シールを導入することとなったもの。
 これにより平成21年1月19日以後、広告主等は、許可を受けた屋外広告物に、許可窓口から「屋外広告物許可書」と共に交付される「許可済シール」を、広告物の表示面、建物の出入口付近、広告物直下やその付近などに貼り付け、その貼り付け状況を許可窓口に報告することとなる。なお、すでに許可済の屋外広告物には、許可済シールを貼り付ける必要はない。
 今回の措置が、今後東京都における違反広告物の表示・掲出防止に大いに役立つことが期待される。
 
 銀座「シャネル」で看板事故  
 11月20日(木)午後0時45分頃、東京都中央区銀座6丁目の「シャネル並木通り店」で、看板火災事故があった。
 ところが、この看板には「ネオン管」は使用されていなかったにも拘らず、インターネットで「看板はネオン管で作られたもの」との報道が流れたため、全ネ協では、配信源の共同通信に訂正を求める一方、新聞15社、放送7社に対し、このニュースを取り上げる場合は、正確な情報に基づき報道するよう予め申し入れた。
 その結果、「ネオン管」の表現は、申入れ2時間後の午後5時40分ごろ共同通信ウェブニュースから削除された。また当日夕刊で報道した朝日新聞、東京新聞ほか夕刊スポーツ紙数紙を除き、翌日の朝刊各紙報道では「ネオン管」の文字は一切露出されなかった。
 マスコミ各社が報道を急ぐあまり、未確認情報をもとに記事制作を行う可能性は常に存在しており、今後とも十分な注意が必要である。
 

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