ネオン前線北上中

 
 腕自慢・ワザ自慢 92 
関西支部 大阪デコラ(株)
土 謙さん
土 謙さん 土謙さんの主な仕事はサイン、看板のフィルム制作と施工です。縁あって現社長の娘婿となり、畑違いの営業職から転身しました。
――お仕事の手順を教えてください。
 まず現場の下地確認をします。新規で貼るのか、古いものをはがして貼るのか、設置状況が重要になります。それから材料の選択。車に貼るのか屋外なのか、ガラスに貼るのか、お客さまがどう見せたいのかによって違いますから。
――それに新素材がどんどん出てきますからここが重要ですね。
 そうですね。常にチェックして提案できるようにしておかないとダメですね。
――次は製作ですか?
 そうです。インクジェットでサンプル提出してイメージチェックですね。
――色校正ですね。
 案外ここに時間がかかります。オーケーをもらったら施工です。
――お仕事の醍醐味は?
 出来上がったモノを街の中で、皆がみることができるということですね。これは最初に社長にも言われて心に響いた言葉です。
――そこが他の仕事との大きな違いですね。やり甲斐が形として見えますね。
 
 う・ち・の・会・杜 111 
中部支部 (有)平野電工
平野雄二さん

平野雄二さん (有)平野電工は名古屋市瑞穂区に昭和47年、現社長平野雄二氏の父・平野次雄氏が創立。
 ネオン工事をメインとした電気工事会社からスタートしました。愛知県津島市に会社を移し、平成13年4月に社長就任。
 従来の電気工事も受注しながら、ただしネオンは少なくなりLEDに変遷していきましたが、それ以上の割合で看板の鉄骨加工から取り付けまでの工事が加わり業務内容は広がっていきました。 
 「それに比例して借りている工場の大きさも広くなっていけばいいのですが…」
 社員は社長含め6人。小さな会社だからこそ、全員が一人何役もこなします。厳しい時代の今はかえってこの少数気鋭の体制が効率よく機能し、動きやすいようです。
 「現場が重なって本当に体力的にきつい時も確かにありますが、先代の頃からのお客様・外注さん・社員にも支えられながらチームを組んでここまでやってこれた事への感謝の気持ちを忘れずに、これからも一丸となり、いただいた仕事にチャレンジしていきたいと思っています」と徹夜続きで頑張る!心意気に感服です。

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