ほっとコーナー

味自慢・酒自慢 娘とワイナリーへ
関東甲信越北陸支部  (有)三新電業社 左氏 充

 次女が高校を卒業して運転免許を取得した頃ですから、かれこれ6年ほど前の事です。娘の運転の練習を兼ねて、家族で年に4回ほど山梨県の勝沼迄ワインを買いに行くようになりました。最初は地元の人に聞いたりガイド本を見たりして色々なワイナリーに行きました。その内ワイナリーを1、2カ所に絞る様になり、その一つが今回紹介する丸藤葡萄酒工業鰍ナす。
 そこは中央道の勝沼インターを降りて勝沼バイパスに出て、下り方面へ約1km先の信号を左折、S字に曲がる上り坂を200mほど上った所にあります。そこでいろいろな話を聞きながら試飲して、赤・白・スパークリング等々のワインを各々数本買ってくるのですが、葡萄の当たり年であったのか、丁度娘の生まれ年の1987年産の白ワインを必ず買ってきます。
 ある日店主が出口まで送ってくれた時、庭にあるカリンの木を指して「裏門には樫の木が植えてありますが、それはお金は貸しても決して借りることはしないとの戒めなんですよ」と説明してくれました。この精神が創業120年を支えたのだと感心しました。
 一番最近では4月21日に行ってきました。春霞の中、桃の花が満開で甲府盆地の南側の山裾をピンクの絨毯を敷き詰めた様でした。

 


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