ネオン前線北上中

 
 腕自慢・ワザ自慢 101 
東北支部 (有)コバヤシ
小林聖一さん
小林聖一さん  今年は創業50年。先代亡き後の会社を支え、また今年還暦という、キリのいい小林聖一さんにお話を伺いました。
――先代とはいつまでご一緒に?

 父とは40年一緒にやりました。最初は看板製作取付だけでしたが、25年ほど前から業務の内容が変化してきました。
――どういった変化ですか?
 「仕事は断らない」がモットーです。看板、ネオン製作取付全般の他にイベント関係などが増えてきました。
――初めて手掛ける仕事も多いのでは?
 欄干の親柱というのも最近受注しました。御影石で造りました。分からないことはあちこち聞いてみる。ゼネコンさんや地元のロータリークラブなど多様な職種の方達との付き合いや仲間が協力してくれます。本当に感謝しています。
――イベントというのは?
 今日も朝5時からイベントの設営をしてきました。トンネル貫通式など大きいものだと10人くらいで行って紅白幕などの設営から、まで一式手配します。震災の影響も大きく去年は厳しい状況でしたが、春以降上向いてきました。
――素晴らしいですね。
 お陰様でカバーエリアが広がり、東北だけでなく関東以北はどこでも飛んでいきます。
 
 う・ち・の・会・杜 123 
九州支部 (有)フェイス
白坂浩之さん

白坂浩之さん (有)フェイスは平成15年11月、白坂浩之さんが創業。
 それまで23年間勤めていた鹿児島の老舗ネオン会社が残念なことに倒産。「別の仕事に就こうとも思いましたが、振り返ると、社長にネオン管の排気・現場作業・営業・管理・積算といろいろな事を教わり経験させてもらったこともあり、看板屋以外できる仕事はないと思いました」周りのたくさんの方の協力や後押しもあり、無事にスタートとなり、今年は9年目になりました。
 フェイスという社名はSHOP SIGNは店舗の顔でCIでもあり、その顔を製作する会社という事で付けました。
 サイン業務全般の設計・施工・管理まで、スタッフ4名で、小さなものから大型サインまで、屋内外全般受注しています。「特にメンテナンスには、お客様が困らないように迅速に動ける様に心がけています」
 サイン以外にもタオル・Tシャツ・グッズ等の販促商品の取り扱いを始め、特にデザインなど好評を頂いています。
 「最近では大型物件は少なくなりました。この不況はまだまだ続きそうですが、お客様に信頼を頂き、また次の仕事につながる様にお店にとって一番大事な『顔』をつくり、お客様の繁栄に貢献できればと思っています」。

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