ネオン前線北上中

 
 腕自慢・ワザ自慢 103 
中国支部 (有)川北工芸
川北昌平さん
川北昌平さん  「 弊社では腕自慢・ワザ自慢と言うよりは大きく分けて2つの『自慢』があります」と、(有)川北工芸の川北昌平さん。25歳で入社し、今年5年目。快活な声に会社の雰囲気が伝わります。
――頼もしいですね。

 「まず1つ目の自慢は、自社製作・施工です。企画・営業から製作、施工、管理まですることができる素晴らしい人材が揃っています。お客様からも低コスト・早納期で大変喜んで頂いております」
――人材は会社の宝ですね。
 社員数5名と、少数精鋭。その分1人3役4役の仕事をこなしていかないといけないので、お客様にお会いする時にはスーツ対応の時もあれば各自思い思いの作業服で対応するので、驚かれることもあるそうです。ちなみに川北さんはごく普通の作業服ですが、ジーンズ姿の社員もいて、「これが我が社のスタイルなんですと言って、逆に楽しくコミュニケーションをとっています」
  「2つ目はズバリ若さです! 」社員の平均年齢が30歳というチームです。
  「経験不足の面はあるかもしれませんが、やる気は負けません。1番伸びしろがあるチームだと思います」
――お仕事の手順で特にお好きなところはどこですか?
 「自分が最初から手掛けた仕事の取り付け後、お客様のチェックが終わって満足して頂き、『よかったよ』という言葉が聞けた時が一番嬉しいですね。これはチームみんな同じだと思います」
  工場前の公園でのお花見は川北工芸の恒例行事。チームワークがよりいっそう強まります。
  「これからも社員一同、一生懸命頑張って行きたいと思いますので宜しくお願いします」
 
 う・ち・の・会・杜 127 
関東甲信越北陸支部 (株)I&S
丁 海m(ジョン ヘギョン)さん

丁 海m(ジョン  ヘギョン)さん 「社名I&Sはインターナショナル&サインという意味です」と、丁社長。流ちょうな日本語で丁寧に答えてくださいました。
  丁さんは19年前に韓国から28歳で来日。縁あってサイン業界で仕事を得て、後に(有)アイサインの社長代理として平成11年から会社をたたむまでの8年間務めたとのこと。
  その後、平成19年8月同名の(株)アイサインを創業。同年9月に株式会社に組織変更をします。現在のI&Sと社名を変更したのは平成22年です。
  主な業務はネオン管曲げはもちろんLED照明、LEDモジュール、チャンネル製作等。韓国からのLED輸入にも力をいれています。
  「月1回ぐらいのペースで韓国に行き、品質の良い品を探して輸入しています。不良品が出ると現場も迷惑ですが、お客さんにも迷惑がかかります。韓国の製品は以前は不点があったり、壊れ易かったりしました。もう一工程が足りなかった。日本では通用しないと説明をして、『モノは買う人の目で見て作る』これを理解してもらうのに時間がかかりました」
  「日本は丁寧です。自分も日本のやり方が良いと思います。韓国はせっかち。逆に中国はのんびりし過ぎですね。情報が先行しお互い悪いイメージを持ちがちですが、話すと分かりあえます」
  社員は4名+アルバイト2名。「独立したい気持ちがあれば応援すると常々伝えています。そのかわり自分で勉強しなければいけません」
  5月末日をめどにLEDのショールームを作る予定。「誰でも入りやすくて、分かりやすい展示にしたいと思っています。人との出会いがあり、今日までやってこられました。感謝の気持ちで一杯です。家族も日本が大好きです」社名に違わずこれからもグローバルな活躍が期待される丁さんです。


Back

トップページへ戻る



2013 Copyright (c) All Japan Neon-Sign Association