面白ブックレビュー

 
「南極のペンギン」
高倉 健 著 集英社刊
 俳優、高倉健は演技よりも寡黙にわが道を行く人柄で愛された、亡くなって一段と男を上げた感がある。この人が書いた本があることはあまり知られていなかったが、亡くなってから、また書店の平台に並べられた。表題の本は高倉健が世界をロケで廻った折々に出会った人たちの物語で、児童向けの内容だ
 今回、改めて読み直し、この俳優の温かいまなざしに触れることができた。沢山の挿絵がまた素晴らしい。初版は2001年だから、もう14年も前の名画出演に忙しかったころの作品だ。


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