ネの字通信

 
 足場の組立て等作業従事者特別教育開催  
関東ネ協 安全対策委員会 上野拓也

 建設業界においては、足場からの転落・墜落による労働災害は多く発生しており、死亡災害も少なくありません。こうした現状を踏まえ、足場からの転落・墜落災害を防止するため労働安全衛生規則が改正され、平成27年7月1日より施行されました。
 これにより足場の組立て、解体又は変更の作業に係る業務(地上または堅固な床上における補助作業の業務を除く)に従事する者に対し、事業者は特別教育の実施を義務付けられることとなりました。
※ただし、平成27年7月1日時点で現に当該作業に従事している方は、特別教育の科目を一部省略することができますので、時間を短縮した「足場の組立て等特別教育(短縮3時間コース)」を受講することで、特別教育を修了したことになります。

◎特別教育の内容(短縮3時間コース)は次の通り


◎特別教育の内容(6時間コース)は次の通り


  当委員会では11月26日に(一財)中小建設業特別教育協会に協力頂き、特別教育を開催致しました。講師には、(有)イワサキプランニング伊達章氏(労働安全コンサルタント)を迎え、受講修了者は42名(43名申込、当日欠席1名)でした。
 案内後1週間で定員に達し、その後も受講希望者が多数あったため、委員会内で検討し、本年度第2回目として特別教育(短縮3時間コース)を、平成29年1月21日(土)に開催致しました。講師も前回同様、伊達章氏にお引き受け頂きました。



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