発信簿

 

台湾パワーは刺激的

  東北支部 東北エスピー(株) 山田 浩


 先日ライオンズクラブ「OSEAL フォーラム2017in台湾」に参加してきました。台湾は30年ほど前に会社の社員旅行で観光しただけで、2回目。まあその変わりようには驚きました。
 初日、台北空港に到着。会場の高雄までの約300キロを、日本から輸入している新幹線に乗り移動。車内の電光掲示板に流れるのは中国語ですが、あれ!なんか東北新幹線で東京に向かっているのかと思うほど。もちろんまだまだ車内サービスの部分ではJRには及びませんが。
 道路も4車線、6車線と広く、街もとてもきれいです。都市部の渋滞はかなりのもの。走っている車はほとんどが日本車。ただしものすごいスピードで、思わず目をつぶりたくなるような運転です。一般の人々(若い女性から高齢者まで)の移動手段はスクーターが多く、日本人が見るとこれもとんでもない運転のしかたです。忙しい国なのでしょう。
 食べ物は平均して比較的安くて美味しく、有名店の小籠包などは絶品の味。3日間まずいと思ったのは、高雄の夜市と呼ばれる屋台のラーメンぐらいだったかも。
 2日目の朝、趣味のジョギングシューズに履き替えて、高雄市内を海の方へと5キロほど走りました。6時半ごろから公園で太極拳を楽しむ高齢者、交差点の角でなにやら中国語の大きな声で騒いでいる女子学生、朝市で野菜や、魚を売るにぎやかな様子と台湾の人々の「人間の生きているパワー」を感じることができました。
 フォーラム会場の高雄アリーナは11月といっても外は32度の暑さ、会場内も2万人の人の熱気であふれんばかりでした。
 3日目、フォーラムを終え台北に移動。人口270万の台湾の首都。街を散策してみると、あれ!はま寿司、CoCo壱番屋、大戸屋、セブンイレブン、ファミリーマートと、ずいぶんと日本の飲食店やコンビニチェーンが進出しているようです。さて、味はどんなだろうと半信半疑で、大戸屋で仲間同士で煮込みかつ定食、鯖塩焼き定食を食べてみましたが、「うぁーおいしいー!味付けはまったく日本のものと同じ。日本よりもうまいじゃない」と、皆で大感動でした。置いてある醤油は別にして食材も良いものが入るのかもしれません。
 今回の旅行で思いましたが、台湾ばかりではなく、東南アジア諸国はまだまだ発展する要素が多いのではないでしょうか?かつてアジアの経済的指導国だった日本は、これらの国にだいぶ追いつかれ、追い越されつつあるのではないかと強く感じました



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