面白ブックレビュー

 
「国民投票前に読む改憲Q&A」
著者:加藤保弥 出版社:文芸社
 日本国憲法を改正するためには、国会議員の2/3以上の賛成と、国民投票で過半の賛成が必要である。現政権で憲法第9条の改正が議論されているなか、もしも将来史上初の国民投票が行われた場合、私たち国民一人ひとりが重大な選択を迫られることになる。その心の準備、知識の準備は出来ているだろうか。
 本書は第9条をめぐる素朴な疑問を、誰にでもわかりやすいQ&A方式で解説している。著者は実は過去に日本サイン協会の事務局長を務められた、加藤保弥氏である。
 世界平和のために、無知や空気に流されず、しっかりと自分の意見を持つための一冊に加えてみてはいかがだろうか。
関東甲信越北陸支部 ブックロー


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