ネオン前線北上中

 
 腕自慢・ワザ自慢 128 
中部支部 
(有)奥野電工
水谷竜一さん
水谷竜一さん 3年前に社長に就任された(有)奥野電工の水谷竜一さんにお聞きしました。
――このお仕事に就かれて何年ですか?

 20歳くらいから始めたので35年ですね。奥野電工に入ったのは10年前です。
――同業でいらした?
 そうですね。弊社は創業以来電気工事と、昭和60年頃から始めた屋内外の看板と両輪ですが、私は看板が専門で自分で会社をやっていました。
――社長に就任されて変わった事はありますか?
 朝8時15分からのミーティングの仕切りが会長から私になったことぐらいでしょうか。去年から車のラッピング部門を始めました。電気関連では会長は三重では唯一のネオン製作技術者なので、県外からもオーダーがあり、自社の強みですね。めいっぱい仕事して休日はしっかり休む。これが一番変わったところかもしれません。各自工夫をして時間内に業務を終わらせ、利益を上げていくように指導しています。夜や休日でなければという仕事もあるので、代休もしっかり取るように言っています。
――休日には何をなさってますか?
 8年前に伊勢水谷道場を作り士道館空手の指導しています。中学の時に始めて10年前までオーストラリアで道場を運営していました。今も年に1、2回はオーストラリアで指導しています。
――ホームページによると、士道館は1978年に「世界空手道連盟士道館」として設立。世界60カ国に支部を持つとあります。水谷師範は中部東海地区本部長として伊勢の他に名古屋でもご指導なさっている空手家社長だったんですね。押忍!
 
 う・ち・の・会・杜 165 
東北支部 東京電装工業
(株)
柿崎明香さん
柿崎明香さん 昭和32年1月初代澤口三郎氏が秋田市にて創業。昭和58年11月に現在の澤口康孝社長が二代目として建築設計事務所から父の意志を継いで就任しました。創業以来62年「人と町を笑顔でむすぶホットコミュニケーション!」がうちの会社のキャッチコピーです、と経理担当の姉崎明香さん。
 創業から人と人との繋がりを一番大切にしています。地元にクライアントが多いのがその表れです。社員同士の仲間意識の向上を目指し、月に一度は手料理を加えた昼食を共にします。
 出前のお寿司や丼類、夏の暑い時は冷たい「稲庭そうめん」を女子社員の合作で“おもてなし”します。冬にはポカポカ温まる「煮込みうどん」や「きりたんぽ」。時には来社されたお客様の飛び入り参加もあり、和やかにみんなで食べます。「特に社長の出張土産には毎回心を打たれます。社員の事を家族と同じように一度も欠かさず…美味しいお菓子を買ってきてくれます。そんな社長に、社員も社員の家族も“感謝“ の一言しかありません!!「同じ釜の飯を食う」から伝わる“思いやり”“気配り”を1人1人がしっかりと定着させ、いつか社長に恩返しをしながら良き発信源になれればと思います。
 小規模ではありますが、人を指導するにも技術と経験が必要です。「若いうちは知識を身に付け・年を取るごとに知恵を絞る」社員の平均年齢は30歳。「人から学び・仕事から学ぶ」「数をこなして経験を積む」を社員10名、これからも奮起しながら「メッセージは時代を超えて…」を作り届けて参ります。


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