青年部コーナー

 

オフショアジギングの楽しさ

  関西支部 (株)生駒工業所 橋 亨


 金属の塊に息を吹き込んだようにして動かし魚に錯覚をさせバクッと食わせます。エサ釣りとは違い色と動きでエサと思わせ釣り上げる面白さは、やればやるほど深みにはまりそうです。
 オフショアジギングとは、ご存知の方もいらっしゃるとおもいますが、金属製のジグ(魚釣りに用いる擬似餌)を使用した船釣りの事で、ショアジギングは岸(ショア)からするジギングのことなのでオフショアは「岸から離れた=船の上、沖」という意味になります。
 この釣りを始めてまだ2年ほどですが、一緒に連れていってくれた方をお手本に最初は、ジグを底まで落とし、あとはひたすらタダ巻きでした。80m〜100mでしょうか、落としては巻いての繰り返し、鉄骨を触っているので体力には自信がありますが、それでも中々の体力勝負。汗だくになりながら、必死にやっていると「ドンっ」と力強く食って来る青物の引きに、魅了されました。巻き上げていくと海面に濃い魚影が現れて上げてみると、70pの鰆でした。自分でこんな大きな魚を釣れるなんて感動と興奮、テンションブチ上がりです↑(笑)。
 また自分で釣った魚は一段と美味しく感じるのが不思議です。形から入るタイプの私は、出刃包丁、まな板を購入しYouTubeで捌き方の動画を見ながら不器用ながらも3枚におろし、刺身にして夕食にならべます。「うんま〜いっ」と子供達の声を聞いてドヤ顔になれるのも魅力の1つですね。
 最近では、昔に取得していた2級船舶免許もあり、兵庫県の城崎温泉マリーナでレンタルボートを操船し、魚探を見ながら沖へ出てジギングというスタイルになり、会社内で釣りクラブも立ち上げ、社員も参加して普段仕事とは違う表情を見られるという嬉しいこともありました。
 色々な釣りがある中でジギングは自分自身でジグを動かさなくては釣れません。知恵と体力の勝負でロッドとリールを動かして努力しないと釣れないし、試行錯誤してたくさん努力すると、良い結果が出るのがルアーフィッシングです。
 仕事や他の事にも共通しているこのオフショアジギング。
 初めての獲物は他の釣りでは味わえない面白さがあります。『野心を胸に海へ出て金属の塊で魚を錯覚させて食わす』。
 皆さん絶対におすすめです





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