発信簿

 

近所にまさかの不発弾発見

  四国支部 松田 淳


 1月もそろそろ終わる頃、ちょうど1年前の大事件を思い出しました。
 我が家の界隈で重大事件が発覚したのです。なんと、戦時中の爆弾が発見されたのです。爆弾の大きさは長さ130p、重さ550s。アメリカ製の1000ポンド爆弾と呼ばれる大型の物だそうです。
 事は自動車道の工事に伴う事前調査時に、近所のおじさん達の一言で始まりました。地元の古老?の間では太平洋戦争中にアメリカ軍が爆弾を落としたという話が伝えられてたこととか…。でも私は聞いたこともなくてびっくり。
 不発弾が発見されたのは田んぼの中。深さわずか1.5mの地中です。その田んぼは、普通にトラクターなど農機具が縦横無尽に走り回っていた場所なんです。今思うとぞっとしますよね。
 緊急事態に伴い、半径100mエリアは立入禁止になってしまいましたが、興味本位で用事も無いのに散歩のふりをしてさりげなく状況を覗いてみたりで、近所ではこの話で持ち切り状態に。
 発見から40日後、いよいよ爆弾処理の当日、半径300m以内のエリアを立入禁止にし、約230世帯500人が避難をしました。現場付近では、警察や消防隊などものものしい警備の中、陸上自衛隊103不発弾処理隊によって1時間36分後、無事、処理が完了しました。取り除いたのは、爆弾のスイッチにあたる信管、爆弾の上部と底の2カ所に付いていたようです。
 何はともあれ、無事撤去して頂いてありがとうございました。
 自衛隊や警察・市役所の方々、大変お疲れ様でした。


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