ほっとコーナー

趣味あれこれ
そうだ、山に登ろう!
中部支部 (有)奥野電工 奥野千昭

 ネオン組合に入会したのは40年くらい前で、私もまだ若く、ネオンの需要も売上げもバブル景気で仕事は右肩上がり。ネオン組合のゴルフ部会もコンペが多く開催され、私も組合のゴルフ部会に入会して、趣味は?と聞かれるとゴルフだった。持ち回りで各地のゴルフ場でプレーをするたびに、もっと上を目指し毎日打ちっぱなしに通い70台のスコアが出るようにもなった。バブル景気が終わる頃になるとゴルフ熱もさめていき、付き合い程度のゴルフになってきていた。
 ゴルフの他に…と考えたら、ゴルフに入れ込んでいた時には頻度が少なくなっていた山登りだった。実家の近くに朝熊山があり「また地元の山歩きでも」と思い、天気の良い日に弁当持参で登るようになった。頂上に着いて伊勢湾を眺めながら(写真)の昼飯、その弁当の旨いこと。何を食べても山の上で食べるのは旨い!
 その昼飯の旨さと眺望が病みつきになり、時々登るようになってきたころ、同じように登山を楽しんでいた人が“登山の会”の記章を下げていた。興味があり「何ですか?」と聞いたところ色々と説明をしてくれ、それが地元の山を中心とした登山の会『テクロー会』との出会いだった。
 知ってから即入会、翌月から参加して月3回の山歩きは気の合った会のメンバーで行くようになり、各所の山歩きは仕事とは違う解放感、頂上からの眺望、昼飯、雑談などの楽しさは山歩きならでは。初夏には“カジカガエル”や“ウグイス”の鳴き声、夏には頂上の涼しさ、秋には紅葉、冬には積雪、樹氷。その素晴らしさは筆舌に尽くしがたい。
 また、元旦の「初日の出登山」も面白く、早朝4時に起きて現地へ集合し、ヘッドライトを点灯しながら真っ暗な山道を登る。登り始めは寒いのでしっかりと着込んで、暫く歩くと途中の登りで暑くなり汗をかくので衣服の調整をしながら約二時間かけて登頂。頂上からの初日の出を拝みながらのカップラーメンとホットコーヒー。何よりの至福の時を満喫し自己満足で下山、改めて健康のありがたさを実感する。
 ひとそれぞれ色々な趣味があると思うが、私は登山が本当に楽しい。山はいつも違った感動を与えてくれて素晴らしい。コロナが収束したら4回目の富士登山に挑戦しようと思う。

 
郷土の味自慢・酒自慢
熊本県は馬刺し以外もウマかよ!
九州支部 サンコーネオンひだか 日 学
 九州地方は麺類といえばラーメン、うどんが主流だが、熊本地区には郷土料理として県民に愛されている麺がある。それが太平燕(たいぴーえん)だ。鶏ガラス ープに、野菜や魚介などの具材に春雨を加えたもの。簡単に説明するとチャンポンに通常麺の代わりに春雨を投入したもの。ヘルシーだけどコクのあるスープ、そしてお約束の揚げ玉子入り。 もともとは1900 年代前半、中国・福建省から九州へ渡ってきた華僑の人たちが作り始めたもの。
 今では熊本の中華料理店ではほとんどの店がメニューに入れているほど、熊本県民には切っても切れないソウルフードとなっている。
 またこの季節、お酒のつまみに最高なのがきびなご。きびなごはイワシの仲間で体長10 pほどの魚。刺身や天ぷら、フライなどにして食べられる。そしてそれに合わせるお酒は球磨焼酎。米を原料に人吉球磨の水で仕込んだもろみを人吉球磨で単式蒸留機をもって蒸留したもの。最高の組み合わせです。



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