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 Vol.92
 
 屋外広告業者登録受付、全国で本格化 −東京都宛申請は支部で一括    
 秋号既報のとおり、昨年12月の改正屋外広告物法施行に伴い、全国各地で条例改正が進み、新制度による業者登録の受付が始まっているが、注目の東京都でも10月3日から受付が開始された。
 東京都内で屋外広告業を営もうとする業者は、既に届出をしているものも含め、すべて来年9月30日までにこの登録を行う必要がある。詳細は東京都都市整備局のホームページで見ることができるが、全ネ協関東甲信越支部では、関東ネオン業協同組合が組合員サービスの一環として申請の取り纏め業務を開始している。
 東京都関係ホームページは、次のとおり
http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/kenchiku/koukoku/index.html
 なお、10月1日時点での各自治体の制度導入状況は次の通り。
■登録申請受付中
宮城県、秋田県、山形県、福島県、東京都(10月3日から)、山梨県、岐阜県、静岡県、滋賀県、兵庫県、奈良県、和歌山県、岡山県、香川県、愛媛県、長崎県、熊本県、宮崎県、函館市、秋田市、郡山市、いわき市、奈良市、和歌山市、岡山市、倉敷市、高松市、松山市、長崎市、熊本市、宮崎市、仙台市、千葉市、京都市、神戸市(以上、18都県、13中核市、4政令市)
■平成18年1月1日より登録申請受付開始予定
岩手県、徳島県(以上2県)
■平成18年4月1日より登録申請受付開始予定
北海道、栃木県、富山県、石川県、長野県、愛知県、三重県、京都府、高知県、大分県、旭川市、宇都宮市、金沢市、長野市、高知市、大分市、札幌市(以上、10道府県、6中核市、1政令市)
 
 地震時の看板落下可能性をめぐり新宿区に説明  
 日本有数の繁華街・東京新宿大通りには、駅前のアルタ前から新宿3丁目交差点まで73基の看板が歩行者頭上に設置されていることから、大震災発生時の看板落下事故が新宿区議会でクローズアップされている。
 このため、全ネ協小野博之副会長は、9月27日新宿区環境土木部の求めに応じ、大型看板の安全性について担当官に対し詳細な説明を行った。その中で小野副会長は、建築基準法によって高さ4メートル未満の看板であっても、全ネ協会員などの責任ある業者は風圧、地震によって脱落しないよう万全の注意を払って工事を行っており、心配されるような事態は考えにくく、現に阪神淡路大震災の際も、ビル自体が倒壊してもそれに付属している看板はビルにしっかりと固定されているケースがほとんどであった事実を指摘し、理解を得た。
 
 東京でLEDシンポジウム──全ネ協が後援  
 次世代型の光源として脚光を浴びつつある発光ダイオード(LED)をテーマとしたシンポジウム「LEDの新しい可能性を探る」が、11月4日(金)LED照明推進協議会主催、全ネ協他関係団体の後援で開催された。
 会場の東京・海運クラブには360名の参加者が集まる盛況で、全ネ協からも板野遵三郎会長以下全国から41名の会員が参加した。
 当日の演題、講師は次のとおりだった。「LEDの可能性〜新しい応用事例のご紹介」香川大学教授 岡本研正先生、「LEDを使った可視光通信」慶応義塾大学教授 中川正雄先生、「建築空間におけるLED照明の新しい活用」照明デザイナー 面出薫先生、「サイン&ディスプレイにおけるLED照明の新しい活用」富山大学教授 武山良三先生。
 
●情報掲示板●
ISA サインエキスポ2006視察旅行計画中
 今回のISAサインエキスポは、米国フロリダ州オーランドで2006年4月6日(木)から4月8日(土)まで開催される。全ネ協では、今回も(社)日本サインデザイン協会(SDA)との共催で視察旅行を実施する予定で準備を進めている。
 予定では、4月2日(日)成田出発、3日(月)にCNN本社所在地で有名なジョージア州アトランタに到着、市計画局、都市デザイン委員会などを訪問、4日(水)にオーランドに入り、ISAサインエキスポ見学、ISA幹部とのミーティング、グローバルサインフォーラム参加など盛りだくさんなスケジュールをこなして、9日(日)成田に帰国する。詳細決定次第、全ネ協会員に案内される。
 
カジノジャパンVol.12発売
 「カジノジャパン」Vol.12が(株)プリンツ21から発行された。今回の特集は「韓国カジノ特集」。全国書店で発売中、本体価格933円。
 

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