ほっとコーナー

味自慢・酒自慢 鯖の棒寿司の巻
関西支部 神戸ビーフ
 

 幼い頃は結構たべものの好き嫌いが多い方で、トマトや納豆やネギなど思い出してもいろいろあり、うどんに入っているネギを意地になって全部出したりしたこともあります。小学生の時なんか、給食のポテトサラダに入っているきゅうりを食べるまで、まるで拷問のように先生に監視されている人がいたりしましたよね。まぁ誰にも一つくらいは嫌いなものがあるのではないかと思います。特に嫌だったのは、今では大好物となっているお刺身全般で、その頃は大人になったら食べられるやろと、たいして気にしていませんでした。
 大学生になると好きも嫌いもなくなり、というか好き嫌いする自分がアホらしくなり、思いきりかぶりついたトマトのまぁ〜おいしかったこと。今ではラーメンにもネギを追加するくらいです。
 そんなこんなで刺身も大好きになりましたが、この頃鯖の棒寿司にはまっています。2、3年前の秋のこと、親戚のいる丹波篠山へ行った時にみやげもの屋さんで、「鯖の棒寿司あります」の張り紙にひかれて、食べたのがきっかけです。片手に一本持ってみてもドシッとするその重量感。500mlのペットボトル以上はあるやろと思うそれは、酢でしめた鯖の半身とうすい昆布が巻いてあり、すし飯との相性もよくとてもいい味で、なんやこんなうまいもんがあったんかいなと思いながら、一人でまるごと一本食べてしまいお腹いっぱいになりました。篠山ではちょっと昔まで、秋祭りには家庭で鯖の棒寿司をつくる習慣があったんやそうです。
 最近はどこへ行っても気になって買うようにしていますが、なかなか納得のいく味にはめぐりあえません。それと値段の差はだいたいの鯖の量とか産地に比例しているみたいで、個人的にはお酢の効いた方が好きですね。やっぱり田舎で買う方がでかいし、うまいなぁと感じます。



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