10年程前年末にシンビジュームを頂きました。
花の終わる頃に株元に新芽の出ているのを見つけまして、育て始めたのきっかけでした。
現在はシンビジューム、カトレアの他4種類程育てています。
今は立春も過ぎて間もない時期で、寒い日が続いております。
庭の草花も寂しい頃ですが、シンビジュームは大きなつぼみをつけ、咲き急いでいるものもあります。
皆さんのご家庭や会社で、お祝品として鉢植えのシンビジュームなどを頂く事があると思います。
花を観賞された後はどうなさっていますか。玄関脇で育てておられる方も多いのではないでしょうか。
シンビジュームは水・肥料を与えるだけでは大きな花は咲きません。
大きな花を咲かせるポイントは新芽かきと充分な日照です。
新芽かきとは、花の終わり頃から株元に出てくる芽の多くを芽の付け根よりかきとる事です。元気な新芽を2〜3本育てるのみで、他の芽は5cmくらいの長さになった頃かきとってしまいます。
日照ですが酷暑の7、8月頃は半日陰で育て、後はしっかり日に当てると良い結果がでます。
少々手間はかかりますが、一度咲きますと鉢で1カ月、その後切花で半月程は咲いています。他の花に比べて寿命が長いのが特徴です。
ランを育てておりまして、家庭での子供、会社での社員の指導・教育に通じるものがあると思いました。水・肥料の与え過ぎによる根腐れ、日照不足による発育不全、酷暑の時期の半日陰へのいたわりなどなど。
今年も仕事の合間に成長を楽しみたいと思っています。
皆さんも一度いかがでしょうか。
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