前号トピックスで40周年事業の項目と各事業の担当者をご報告しましたが、ここでは各々の事業の概要を説明します。
@ネオンアート展
ネオンアート展は第1回を協会設立30周年の際に記念事業として初開催し、その後2年ごとに継続してきました。今年がその5回目の年に当たっていました。
その開催を1年延ばし、40周年記念事業の一環として行うことになりました。新橋駅から汐留に通じる地下コンコースである「シオサイト」を会場として従来以上に趣向を凝らした話題性のあるイベントとしての開催が予定されています。
Aネオンサイン記念DVDの製作
協会創立30周年記念の時に、日本におけるネオンサインの歴史と、当時の秀作ネオン作品、各都市のネオン情況をビデオに納めました。それらの作品は大部分が改修されたか、もしくは撤去されています。今回はその姉妹編として10年後の現状作品を記録すると同時に、前作品を再度DVDに収録し直すことになりました。
B記念誌「ネオンの感想文」集の作成
一般社会においてネオンの光がどのように受け取られているのか、またどのような効用を持つのか。多くの人々から感想文を募り、記念誌としてまとめることになります。NEOSの100号記念誌では著名人からネオンの思い出を募りましたが、それとセットの関係になり興味深いのものと思われます。
Cパネルディスカッションの開催
記念式典会場において業界の専門家や識者を招いてパネルディスカッションを開催します。テーマは1年後の情況を踏まえて検討することになります。
D資材展の開催
協会では過去に総会会場において小規模の資材展を開催した経緯がありますが、今回もそれに類した規模の開催を企画しています。
以上、40周年はもっと大きな節目となる50周年を控え、記念事業も出来るだけ控えめの計画としました。でも、ネオンが低落気味である時代状況において当業界を社会にアピールするいい機会でもあり、これらの事業は是非とも実行したいものばかりです。協会員全員の総力の下に成功裏に導きたいものです。 |