見積額よりも高額で受注、それが今どき現実にあった。と言う話。
お客の仕様に基づき見積もりをした。「非常に良心的…」と言われＧＯがかかった。中型サインポールの補修である。完成した。初めての仕事なので少しだけ丁寧であったかも知れない。
　完成写真や工程写真にコメントをつけ請求した。ところが○万円で請求せよ、と言うのである。見積額の二倍以上には驚いた。同時に届いたＦＡＸに次のようなことが箇条書きしてあった。
● ポールの厚味迄計り、向こう十年の保証をしてくれた。
● 見積もり以外の細いサービスがなされている。
● 何米先からどの様に見えるか、迄写真で立証してくれた。
従って他社三社の平均額、○万円で払いたい。特に全日本ネオン協会の工事賠償保険に組み入れてもらったことが嬉しい、とあった。
　どうもあの保険が利いたらしい。仕事は真面目にやるもんだ。