Vol.101 | |||||||||||||||||||
■ ー協会設立40周年に向けて始動ー ■ | |||||||||||||||||||
2008年5月に予定されている全ネ協設立40周年記念大会の準備に向け、諸事業準備委員会が早くも活動を開始している。 総会、懇親会、エクスカーション実行委員会は、数度の会合を開いて、会場の選定を急いでいる一方、ネオンアート展実行委員会は、会場もほぼ内定して、詳細打ち合わせに移る段階、さらにネオンサイン記念DVD製作委員会は30周年記念ビデオの製作経験を踏まえ、プロダクション各社との打ち合わせを始めている。 事業の内容については本号「メッセージ」欄を参照して頂きたいが、関係者は協会あげての記念事業の大きな盛り上がりを期待している。 |
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■ 京都市、新景観条例を可決 ■ | |||||||||||||||||||
業界、関係団体の強い反発の中、京都市議会本会議は3月13日、京都市の新景観政策にかかわる六つの関連条例制定・改正を全会一致で可決した。本会議終了後、桝本頼兼市長は、「9月1日の施行を目指す」との考えを示した。 これにより、屋上屋外広告物や点滅式照明は、市内全域で全面禁止となり、既に許可を受けている不適合広告物は段階的に改修、撤去が必要となる。 京都市の新景観政策は、屋外広告以外にも建物の高さ制限強化など、不動産関連業界にも大きな波紋を呼んでおり、日広連、全ネ協など当業界団体は、不動産関連業界とも連携を保ちつつ反対運動を展開したが、及ばなかった。
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■ 屋外広告は増加傾向−電通 「日本の広告費2006年」発表賞 ■ | |||||||||||||||||||
株式会社電通(俣木盾夫社長)は2月20日、わが国の総広告費と、媒体別・業種別広告費を推定した「2006年(平成18年)日本の広告費」を発表した。 昨年2006年(1〜12月)の総広告費全体では5兆9,954億円、前年比100.6%と僅かではあったが3年連続増となった。屋外広告費は2,738億円、前年比103.5%で、2年ぶりの増加となった。 電通では、屋外広告が増加傾向を示した要因の1つとして全国的に自動車業界の看板切り替えや携帯電話会社の看板切り替えが立て続けに発生したことをあげている。また、ネオンサインはここ数年来撤去工事が先行していたが、企業の投資意欲復活、広告塔撤去工事後の空き媒体に値頃感が出てきたことに伴い、少数の都市部に限っては、次のクライアントが決定されているという状況を指摘している。一方、ネオン工事自体は減ってきている感があるが、並行してLEDを素材に取り入れた看板が普及し、件数が少なくても一工事あたりの金額は増えてきている様子である。本年2007年(1〜12月)の総広告費の見通しは、6兆613億円、前年比101.1%程度と、6兆円の大台回復を予測している。
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■ 屋外広告調査フォーラムがセミナー開催 ■ | |||||||||||||||||||
全ネ協が引き続き推進している「屋外広告調査フォーラム」が、3月7日(水)東京・銀座ブロッサムにおいて「屋外広告・研究セミナー」を開催した。 屋外広告の今後の可能性をテーマとした本セミナーでは、屋外広告調査フォーラム会長・城西大学大学院教授清水公一先生の開催挨拶とフォーラムの活動紹介に引き続き、(株)メディア開発綜研特任研究員菊地実氏の「広告市場動向と屋外広告の位置づけ」、(株)メディアコンシェルジュ大谷昭徳社長の「屋外広告の今後の可能性」と題するそれぞれ興味深い講演が行われた。 広告主、広告代理店を始めフォーラム会員など定員の130名を超える出席者が参加し、好評だった。 |
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■ 第5回東京屋外広告コンクール入賞作品発表 ■ | |||||||||||||||||||
社団法人東京屋外広告協会主催、東京都、東京商工会議所後援、関東ネオン業協同組合など協賛の「第5回東京屋外広告コンクール」の表彰式が3月9日(金)東京・丸の内の東商スカイルームで行われ、第1部門(建物の屋上に設置されているもの)17点、第2部門(第1部門以外のもの)58点、第3部門(町並みを構成するもの)36点、第4部門(車体利用広告)24点、合計135点の応募作品の中から以下の作品が入賞し、それぞれ表彰を受けた。 伊東寿太郎審査委員長の講評のあと閉会となり、記念パーティが行われた。 第1部門の入賞作品は次のとおり (カッコ内は製作者) 第1部門―屋上広告 ■東京都 知事賞 サッポロ☆ビジョン ((株)電通、(株)昭和ネオン) ■東京商工会議所 会頭賞 D’URBAN (日宣開発(株)、(株)東京システック) ■社団法人東京屋外広告協会 会長賞 RICOH ((株)電通、(株)電通テック、(株)昭和ネオン ) |
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■ ネオン工事技術者試験開催 ■ | |||||||||||||||||||
平成18年度ネオン工事技術者試験は、3月11日(日)社団法人全日本ネオン協会会議室で開催され、受験者31名が挑戦した。この試験は、全ネ協がネオン工事に携わる者の技術向上と電気工作物の安全確保を目指して、1979年(昭和54年)から毎年実施されているものだが、今回は、平成16年経済産業省告示第104号に準拠して行われる第3回目の試験となった。 試験結果は4月上旬発表の予定。なお、昨年度までに702名のネオン工事技術者が誕生している。 |
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■ ネオン管技工士認定試験開催 ■ | |||||||||||||||||||
今年度のネオン管技工士認定試験は、東京都大田区の(株)シマダネオンで3月5日(土)開催された。2名の受験者が、筆記試験(ネオン管加工に必要な知識)と実技試験(ネオン管加工の実技)に挑み、2名とも無事合格した。これで合格者累計は331名となった。 | |||||||||||||||||||
■ ネオン工事資格者認定講習終了 ■ | |||||||||||||||||||
平成18年度ネオン工事資格者認定講習は、2月2日(金)、(社)電気工事技術講習センターの主催で、関東は東京都中小企業会館、近畿は大阪リバーサイドホテルの2会場で開催され、当協会から講師を派遣し無事終了した。 受講者数は、関東が37名、近畿が19名の合計56名であった。 |
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