納庄ネオンは、先代の納庄歳数さんが35年ほど大阪でネオン管曲げの実績を積み、昭和63年現在の兵庫県の加古川に設立。
現在の代表である、息子さんの納庄幸良さんが参加したのもその頃からです。
「平成3年に父が亡くなり、わからないまま社長になりました。亡くなる間際まで病気をおして技術を教えてくれました。さぞ心配だったでしょうね」
平成13年からはネオン管曲げに加えてネオン工事も手がけるようになりました。
「景気が悪くなったことが大きいのですが、工事をすることで、工事しやすいようにネオン管曲げの手順が変わりました。工事をする側のことも分かるし、曲げる側のことも、両方分かるようになりました。」
「親父が言っていた『丈夫な仕事をしろ』という言葉をかみしめています。見た目もきれいで、曲げ口もきれい。機械の手入れも怠らない。そういうことが故障の少ない製品につながるということですね」
「今は一人でなんでもせんとあかん。お陰様で新しいお客さんも少しずつ増えてきています」 大きな仕事は同業者と協力しあって、電飾看板にもチャレンジと、意欲的な納庄さんです。
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