ほっとコーナー

趣味あれこれ 温泉に入って一杯飲みたいなぁ!
九州支部 (有)片山ネオン 片山秀一

 私の趣味は温泉を楽しむことです。主に熊本県内を中心に九州内の近場に行くことが多いのですが、熊本にはいい温泉がたくさんあります。最近は近代的な温泉施設が多くできていますが、どちらかというと私はちょっとひなびていても源泉かけ流しのところが好きです。
 温泉の楽しみはなんといっても季節ごとの自然とのふれあいです。春は桜に新緑。夏は深緑にせみの声。秋は紅葉と虫の声。冬は雪景色の静寂。四季折々の調和を楽しむことができます。
 印象に残っているところは、阿蘇の栃の木温泉で川の絶壁に宿が建ち、その眼下に川が流れ…木々の間からその奥に大きな滝を眺めることができます。
 温泉に入りながらうっとりとその滝を眺めていると、時間も忘れてしまいそうでした。
 一番遠くまで足を伸ばした温泉は、富山県の立山に行ったときです。真夏というのに残雪があり、高地であることを実感しました。バスの終点から少し歩いて行くと硫黄のにおいがプーンとしてきて、その先には煙や水蒸気が立ち上っていました。近くまで行くとそこは一面茶褐色をおびていて、草木1本もはえていない地獄谷でした。その尾根に温泉宿はありました。リュックを背負った登山者が多く利用していました。
 見知らぬ人と温泉に入って会話するのも良いものです。
 そうそう、地獄といえば宮崎県のえびの高原地獄です。十数年ほど前に妻とデートに来た時に、えびの原高原の市営温泉に行きました。斜面から川が流れるように温泉が湧き、とても良い温泉でした。高原も蒸気や噴煙が立ち昇り地獄さながらでした。ところが、去年の夏、久しぶりに訪れたところ温泉は閉まり、その先の高原は噴煙どころか水蒸気さえ上がっていなかったのです。あたりは静まりかえって数頭の野生化した鹿がいるだけでした。自然破壊の兆候なのか分かりませんが、さびしい思いをしました。
 温泉に入って心も体もリフレッシュ!
 いい秘湯の情報があったら教えてください!

 
味自慢・酒自慢 母の味
北陸支部 インターナショナル宣伝(株) 中野 一

 35年間、母の料理で育った自分にとって妻の作ってくれる料理は、見た目は綺麗で美味しそうなのですが、自分には味が薄くて口に合わず、もう少し濃くしてくれるように何度か言ったものです。今では味付けも自分の口に合うようになりました。
 母は2年前に亡くなりましたが、母が元気な頃は実家の行事に手伝いに行って手料理を食べる事が楽しみでした。
 特におかずが沢山ある訳でもなく、綺麗に盛り付けしてある訳でもないのですが、何か美味しく感じられて御飯を一杯多く食べてしまうのです。
 食事が美味しいと感じるのはもちろん味付けも大事な事ですが、家族揃って食べる安心感と感謝の気持ち、一番大切な健康があってこそではないかと思います。



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