東京に芋焼酎??あるんです。しかも入手困難なプレミアム品が。
遠く、八丈島の南に位置する人口わずか200人の青ヶ島。ここは東京都なんです。
この島で伝統的に作られている芋焼酎は知る人ぞ知る銘酒。現在焼酎作りの杜氏は僅か10名ほど、全国のファンから幻の青酎と呼ばれています。
青ヶ島酒造、東京都青ヶ島村無番地!!
東京から先ず八丈島へ。そこから1日1便の連絡船があるのですが厳しい海の自然と港の設備の関係から就航率は60%以下!そのためヘリコプターが確実な交通手段となっています。品川ナンバーの車が走る島内には5軒の民宿があり観光ビジネスに毒されていない自然を満喫できます。
@「あおちゅう伝承」30度。あまりに少ない生産量から入手困難な最高品。さつま芋、麦麹用の麦、麹菌、全て青ヶ島で採れたもののみを使用。自然麹菌で昔ながらの丼仕込(どんぶりじこみ)製法で製造されています。蒸したさつまいもと麦麹を一度にタンクに入れて発酵させます。明治時代まで一般的だった製法ですが、今日では日本中探しても数軒しかないそうです。
先ず強烈な香りに圧倒されます。ストレートで飲めば野性的で深いコクが味わえます。水で割ればかなりマイルドになり仄かな甘みも感じられ病み付きになること保証します。
その他にも杜氏の違いで3種類のあおちゅうがありますが、どれも魅力的。
A「青酎・池の沢」35度、2次仕込。麦焼酎をブレンドしたもの。島の代表選手です。
B「あおちゅう」30度 黄麹、丼仕込。「伝承」の普及品という感じか。
C「あおちゅう青宝」30度 黒麹、2次仕込。マイルドかつ切れの良い逸品。
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