街のサイン

 
 ― 『待ち伏せ?サイン』 ―  
    
我が家の近くにあるショットバーのエントランスの様子です。
どうも海賊らしき等身大の木彫りのフィギュアが2体、酒を奢ってもらえそうなお客を待っているようにも見えます。
いかにも男の酒場といった店構えですが、店の入口に至る微妙なスロープは、海賊船の乗船口のようにも思えます。
子供の頃わくわくして読んだ宝島や、最近では、パイレーツ・オブ・カリビアンを彷彿とさせます。
実は、私が初めてこのお店の前を通りかかった時は、まだ夜も明け切らない早朝で、怪しげな風体の男が二人で待ち伏せしている様子に度肝をぬかれました。
お店の中の様子に様々な 想像をかき立てられる、サインではないでしょうか。
【中部支部 岩井 章】

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