これからサンマの美味しい季節です。刀のようにピンッと立つサンマを炭火してめんつゆをかけ、今日一日の仕事を終えた安堵でビールをグビッとしたあとに食べるのが好きだ。
釧路に住んでいてよかったと思う瞬間でもある。
サンマは冬から春にかけて北上し、夏から秋にかけて南下する。
道東沖を通過する8月から10月に、サンマの群れは14℃〜18℃の水温のところを餌となる動物性プランクトンを食べながら移動する。
特に道東沖は暖流と寒流が交差し栄養価が高い海水のため、大型で脂肪を多く含んだ動物性プランクトンが大量に生息している。
だから、その餌を食べ脂がのり丸々と太った釧路のサンマがうまいのは当然なのだ。
では、うまいサンマの見分け方は、
\ 頭から背中にかけて盛り上がり、厚みがあること。
] お腹が硬いこと。
^ 尾尻を持ったとき刀のように立つこと。
_ 黒目の周りが透明であること。
` 口と尾が黄色いこと。
さらに、うまさを引き立てる味付けは、うまいと感じられるくらい一生懸命働くこと。
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