パリ市内には駅前や広場などいたるところに「ベリブ」と呼ばれる公共貸自転車が目に付きました。これがいまパリっ子に人気のようです。本来は市内に流入する自動車の阻止が目的でしたが、いまやガソリン消費を抑える「低炭素社会」化の先駆け的存在ともいえます。 意外なほどガッチリした車体なのにデザインが素晴らし、よく出来ています。これなら乗ってみたいという気になりますし、乱暴に扱われても長持ちするでしょう。公共施設として愛されるにはやはりこうでなくてはならないという見本になりそうです。
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