Vol.111 | ||
■ 関ネ協設立50周年記念シンポジウム盛況裡に終了 ■ | ||
関東甲信越支部で、関東ネオン業協同組合主催、全ネ協共催「関ネ協設立50周年記念シンポジウム」が、9月30日(火)東京秋葉原UDXギャラリー(4F)Type
Southで開催され、226人の聴衆が参加して盛況裡に終了した。 シンポジウムは、「派手なネオンをつけなさい?!」といういまや禁句に近い、時代逆行のようなテーマで、コーディネーターの富山大学教授武山良三氏を筆頭に、パネラーとして、景観法を作られた国交省大臣官房審議官の石井喜三郎氏、広告主からサントリー宣伝部ディレクターの藤田隆氏、広告業界から電通OOH局長の堀宏明氏という、現時点で期待される最高の顔ぶれを揃えて、熱気溢れる展開となった。
都市の街並みに、上質で優れたデザインの屋外広告を融合させて、日本が世界に誇れる美しい都市景観を創出していくことを理想とする思いは、パネラーそれぞれの立場の違いを超えて共通するもので、出席者に大きな感銘を与えた。 なお、詳細は関ネ協が発行を予定している「関ネ協設立50周年記念誌」に掲載される。 |
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■ 東京都で平成20年度違反広告物除去活動 ■ | ||
本年度の東京都違反広告物除去活動は、例年通り10月1日から31日まで、都内11区、都下17市の自治体で実施された。関東甲信越支部の関東ネオン業協同組合では、都からの呼びかけに応じ全面的に協力、会員17社と本部事務局を含む延べ
35人が都内6区、都下 6市の活動に参加した。 なお、本年度は関ネ協青年部が全員に呼びかけ、港区の活動に11社12名が参加協力したことが特筆される。 |
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■ (株)東京システックに全ネ協感謝状 ■ | ||
盛夏号既報。東京タワーが開設50周年を迎えて3階に新設した「東京タワーギャラリー333」には、全ネ協寄贈として本年度ネオンアート展会長賞受賞作品「三丁目の夕日」が飾られているが、10月6日(火)、作品の製作・提供者である(株)東京システック小野博之会長に対し、ネオンの美しさを一般市民に広く訴える快挙として、全ネ協高村徹会長から「感謝状」が贈呈された。 現在作品は東京タワービル 3階のエレベーターを降りた場所に展示されており、観光客の格好の記念写真スポットとなっています。東京に来られた節は、是非一度お訪ねいただくことをお勧めします。 |
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■ 広告用照明について東京都から協力依頼 ■ | ||
地球温暖対策として東京都は10月下旬、広告用照明の深夜消灯に協力するよう関係4団体に依頼した。新聞報道によれば大手企業約300社が加盟する日本アドバタイザーズ協会は「零時には消灯するよう周知する」と回答した。全ネ協でも関東甲信越支部会員に向け、この趣旨に留意するよう連絡を行った。 また、東京都は 9月下旬、2016年東京オリンピック招致活動の一環として、屋協、関ネ協、東広美の在京3関連団体に対し、オリンピック開催期間前後の屋外広告物掲出に関する協力要請を行った。3団体は東京都がオリンピック招致を勝ち取るため協力姿勢で臨むこととし、その趣旨を各構成員に報告した。今後、具体的な説明と協力依頼のため、東京都関係者が関連の全ネ協会員社を訪問することが予想される。 |
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