ほっとコーナー

趣味あれこれ 「瓢箪づくり」
北海道支部  (有)札幌サイン社 内海恵之

 本州へ旅行すると、土産店の一角にひょうたんを加工したみやげ物を売っているコーナーがありますよね。こんなのが北海道でも出来ないものかと思っていたところ、園芸市にひょうたんの苗が売っているではありませんか。さっそく買ってきて植えたのがひょうたん作りの始まりです。全くの独学です。
 最初のころは気が早っていたせいか、早く取りすぎて腐らせたことも。だんだんに完熟してから収穫することにも慣れてきました。 収穫したらこんどは水漬けして腐らせて表皮をむきやすくしたり、中の実や種を取り出しやすくするのですが、この工程のころが強烈な臭いを発します。家の中ではとても出来ません。逆さまにして流水で洗いながら種を出してから乾燥させます。
 これからがひょうたん作りのクライマックスです。カシュー漆で塗ったり、絵を書いたり、私は形に合わせて色々な姿の達磨さんの絵を墨で書いて空きスペースに四字熟語とか偉人の残した言葉などを書き入れています。乾いてからクリアーニスを塗って完了です。 近所の人や知人にプレゼントして大変喜ばれています。
 一つの問題は、女房が家庭菜園用に借りている畑に植えるものですから不平たらたらです。めげずに続けたいと思う今日このごろです。
 皆様もいかがですか、触ってなでていれば癒されますよ。

 
味自慢・酒自慢 神戸・長田の『ぼっかけ』
関西支部 I.K
 神戸市の長田区には『ぼっかけ』と呼ばれている惣菜があります。牛スジ肉とコンニャクを甘辛く煮たもので、いろんな食材にトッピングして、昔から下町で愛されつづけている味です。


 もともと『ぼっかけ』とは、『ぶっかけ』が語源と言われているそうで、うどんやカレー、ラーメン、焼き飯、卵焼きなどにトッピングしたり、混ぜて使ったりしています。もちろんそのまま召し上がってもよいし、ご飯にそのままぶっかけていただくもおいしいものです。
 戦後の闇市では、牛肉なんてとても手に入らない時代に、スジ肉を利用しコンニャクと合わせたアイデア料理だったのです。今でも長田名物としてお好み焼き・ソバメシ(焼そばとご飯を混ぜながら焼く)に並ぶ庶民の味です。
 最近のテレビで、県民性を紹介する番組がありますが、兵庫県から紹介する食べ物としたら、5本の指には入るでしょう。
 作り方としては、@まず、牛スジ1kg・コンニャク2枚を用意。A牛スジを2〜3回ゆでこぼしして、アクや臭みをとる。ざるにあけ、スジを水洗いして食べやすい大きさに切る。コンニャクも小さめに切っておく。B水と一緒に4時間ゆでる。しょうゆ・お砂糖(みりん)で味付けは適当に「甘辛い味」にする。(圧力鍋でやってもよい)
 多めに作ったほうがうまくできるのと、日持ちするので、いろいろな料理にトッピングできるので、結構便利です。


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