Vol.113 | |||||||||||||||||
■ 屋外広告は3年ぶりの減少 −電通「日本の広告費2008年」発表 ■ | |||||||||||||||||
株式会社電通(高島達佳社長)は2月23日、わが国の総広告費と、媒体別・業種別広告費を推定した「2008年(平成20年)日本の広告費」を発表した。 昨年2008年(1〜12月)の総広告費全体では6兆6,926億円、前年比95.3%で、前年末からの景気後退基調に加え、年後半にはアメリカの金融危機に端を発した世界的な不況、急激な円高による景気後退が大きく影響して前年実績を大きく下回った。 屋外広告費は3,709億円、前年比91.8%で、3年ぶりの減少となった。電通では、景気が不透明であることから長期契約するクライアントが減り、屋外広告を中心に据えたキャンペーン・プロモーションが減少したとしている。また、ネオンは、ここ数年来のナショナルクライアントのネオン離れが、景気の冷え込みにより加速し、新規のネオン広告設置が激減、ネオンの出荷台数が、2年前と比較し半減していると説明している。
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■ 関ネ協が設立50周年記念誌発行 ■ | |||||||||||||||||
関東ネオン業協同組合は、1958年4月の設立以来、昨年50周年を迎え(盛大な記念行事等の詳細はNEOS冬号で既報)、このほど「設立50周年記念誌 1958-2008」を発行した。本誌には、高村理事長、廣邊名誉理事長の挨拶をはじめ、業界名士からの祝辞をはじめ、昨年9月30日(火)の記念シンポジウム「派手なネオンをつけなさい?!ニューヨークを変えた驚きの逆規制を考える」の全容、裏方日誌、「躍動期の関東ネオン業協同組合」と題して過去の「関ネ協だより」記事を再生、詳細な組合史、組織図、叙勲・褒章一覧表、青年部関連記事、ゴルフのどんぐり会歴史、歴代役員一覧表など、B5判、54ページにわたって収載されている。なお、記念誌は全ネ協全会員に贈られた。 なお、12月12日(金)、浜松町東京會舘「離宮飯店」において、シンポジウムパネリストの先生方と開催に協力頂いた(社)日本サインデザイン協会横田副会長を関ネ協小野相談役、関ネ協設立50周年記念事業特別委員会横山委員長、岩波副委員長が招いて、サインの現状と将来について大いに語り合った。 |
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■ 第6回東京屋外広告コンクール入賞作品発表 ■ | |||||||||||||||||
社団法人東京屋外広告協会主催、東京都、東京商工会議所後援、関東ネオン業協同組合など5団体協賛の「第6回東京屋外広告コンクール」の表彰式が3月11日(水)東京・丸の内の東商スカイルームで行われた。
(社)日本サインデザイン協会顧問伊東寿太郎ほか8人の委員で構成する審査委員会による審査の結果、第1部門(建物の屋上に設置されたもの)、第2部門(第1部門以外のもの)、第3部門(町並みを構成するもの)、第4部門(バス等の車体利用広告)のそれぞれの部門につき「東京都知事賞」、「東京商工会議所会頭賞」、「社団法人東京屋外広告協会会長賞」が贈られた(但し、第3部門の東京都知事賞は該当作品なし)。贈賞式のあと、盛大な記念パーティが開かれた。 第1部門(建物の屋上に設置されたもの)、第2部門(第1部門以外のもの)の入賞作品は次のとおり(カッコ内は制作者)
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