初代の深木正俊社長が、銀座1丁目に「深木看板店」として創業したのは大正12年。昭和26年に現在のフカキネオン看板(株)に組織変更。二代目社長は同社をずっと支えてきた須江吉助氏。そして平成19年に社長に就任したのは息子の深木俊一さんです。主な業務は屋内・外のサイン、看板製作・設置。
「屋外広告は出来上がりを見る時が感慨深い。しかも誰でもが見ることができる。これは皆さん言いますが、仕上げだけ見るとどこが施工したかわからないが、手抜きがあると数年で不具合がでてきます。うちの手を離れて、違う業者がメンテナンスをすることになっても恥ずかしくない仕事をしているつもりです」
社員数は7名。「言いたいことを言い合う風通しのいい会社です。お客さんの立場に立って考える事ができれば仕事の仕方も変わってくると社員には言っています」と深木さん。
神宮球場のネオン・看板の製作と設営は同社の仕事。シーズンチケットを持つヤクルトファンという深木さんにとってはシーズン中の急な看板の差し替えも逆に楽しみとのこと。
「ネオンは省エネ。その部分をもっと認知させたい」と、一番厳しいここ1、2年を攻めの姿勢を貫きます。
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