これは何だろう、と近付いて観察すればどうやら崩れかけた門扉のようです。
両脇に門柱があり、突き出た棒が扉をつるしていた棟木だったのでしょう。でも、この壊れようは尋常ではありません。ここは東京都内で別に津波の災難をうけたわけでもありません。
表面にベタベタ貼られたものは何かと思えば全部粘着テープでした。補強のつもりなのかどうか、こんなものをいくら貼っても何の足しにもならないことは子供でも分かります。
何かナゾをかけられたようで気になる物件です。結構当人はまじめにアート作品を造るつもりだったかもしれません。
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