Vol.127 | ||
■ 夏季の屋外広告の点灯についての見解が示される ■ | ||
経済産業省では東日本大震災の影響で電力不足のため電力使用自粛を要請してきていたが、広告主の団体である(社)日本アドバタイザーズ協会(理事長:佐治信忠氏)から、夏季の電力需給対策について経済産業省と協議を重ねた結果、各社の節電枠の中で各社の判断において「屋外広告の点灯に差し支えない」という見解が示された。 | ||
■ 屋外広告調査フォーラムが「屋外広告指標調査研究プロジェクト」を立ち上げ ■ | ||
屋外広告関係14社で活動を続けている「屋外広告調査フォーラム」は、去る5月11日(水)「屋外広告指標調査研究プロジェクト」の発足会を行った。屋外広告調査フォーラムでは長年に渡り、屋外広告業界の発展のために、基本的な指標であるDECの普及促進や業界標準データの指標研究を進めてきた。DECだけでは屋外広告の効果・価値を示す指標としては不十分であり、また、日本の屋外媒体活性化には、業界統一の広告到達指標が必要不可決であり、その完成には調査フォーラムの会員だけでなく広告主をはじめ多くの媒体社や屋外広告関係者に協力や参加をしていただき、推進することが必要であるという結果になり、このたびプロジェクトを立ち上げたものである。 6月29日現在参加社数は屋外広告調査フォーラム会員14社、非会員45社の合計59社である。 屋外広告調査フォーラムのホームページ内に、同プロジェクトのページが開設されている。問合せや参加申込みは屋外広告調査フォーラム事務局(03-5860-1761)まで。 |
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■ 秋に「屋外広告の日」キャンペーン展開 ■ | ||
第38回「屋外広告の日」キャンペーンは9月10日の「屋外広告の日」を中心に9月1日から10月31日まで、(社)全日本屋外広告業団体連合会、(社)全日本ネオン協会、(社)日本ディスプレイ業団体連合会の共催、経済産業省、国土交通省、日本商工会議所、?全日本広告連盟の後援で、全国一円で展開される。 本年の標語は「屋外広告 元気な街の 応援団」で今年もB2判(4色刷)ポスター10,000枚を全国所属事業所、組合事務所、車両などに掲示するほか、主意文書を上場会社、関係スポンサー、関係官庁、マスコミ、関係団体に送付する。また各地では協賛広告美術コンクールの開催、懸垂幕、横断幕の掲出、講演会などの運動が繰り広げられる。 |
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■ 平成23年度屋外広告士試験申込み締切迫る ■ | ||
10月23日(日)に全国10カ所で実施される、平成23年度屋外広告士試験の受験申込み締切は、8月10日(水)である。受験を予定されている方は期限内にお忘れなく申し込まれるよう注意願いたい。受験申込等に関する連絡・問い合わせは次の通り。〒130-0014 東京都墨田区亀沢1-17-14(屋外広告会館)社団法人全日本屋外広告業団体連合会 屋外広告士試験課 電話 03-3626-2231 http://www.nikkoren.or.jp/ | ||
■ 神奈川県で屋外広告業登録制度を導入 ■ | ||
神奈川県は平成22年12月28日に神奈川県屋外広告物条例を一部改正し、平成23年10月1日から県の一部地域(横浜市、川崎市、相模原市、横須賀市)を除き屋外広告業登録制度が導入されることとなった。神奈川県で屋外広告業を営む場合は神奈川県への登録をお忘れなくされるよう注意願いたい。 また、県と同時に横浜市、川崎市、相模原市、横須賀市でも登録制度が導入されることとなり、それぞれの市で屋外広告業を営む場合は各市への登録が必要である。ただし、神奈川県の登録を受けた場合は登録の特例により、各市に届け出ることにより、各市での登録業者とみなされる。 |
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■ (社)日本サインデザイン協会による復興支援「ハートプロジェクト」 ■ | ||
3月11日の東日本大震災からこの7月11日で早くも四カ月を迎えたことになる。 日本サインデザイン協会ではこんな時に、サインデザインに何ができるかを考え、被災者に元気になってもらうため、またサイン業界に生きる同業者に仕事を通じて立ち上がる勇気を持ってもらおうと復興支援プロジェクト、「ハートプロジェクト」を立ち上げた。 このプロジェクトは三つの柱で構成されている。第一はハートポスター。日本全国から集めたハートマークに応援メッセージを書いた大型ポスターの設置である。被災地で必要とされるポスターを地元の業者が制作し、その費用を支援金でまかなう仕組みにしている。キャッチフレーズは「One for All, All for one=ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために!届けよう、みんなの“ハート”」この言葉のなかに東北を応援するみんなの思いが込められている。 第三はハート缶バッジ。ハートポスターに使われたハートマークと応援メッセージをバッジにしたもの。真っ赤な可愛いデザインのバッジが1個500円で販売される。制作原価を差し引いた売り上げは支援金として情報ポールや、ポスターの制作費などにあてられる。 ハートプロジェクトについての詳細なお問い合わせは(社)日本サインデザイン協会事務局/TEL 03-3818-8537/Email: sda@sign.or.jp/URL: http://www.sign.or.jp |
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■ ネオンアートミュージアム、ロスアンジェルスからの便り ■ | ||
ロスアンジェルスのネオンミュージアムの館長、David Svenson夫人(小林和美女史)から最近のミュージアムについてご案内の手紙が届いた。 1981年に設立されたこのミュージアムはこの6月中旬に移転のために一時的に閉鎖され、新しいミュージアムとして2012年、グレンデールの一角にオープンする予定で現在引っ越しの最中であるとのこと。新しい建物はシモダデザイングループによって設計され、大きなガラスの箱とその上に高々と浮かぶダイバーのネオンで、未来のブランド大通りのランドマークとなるだろうと書かれてある。また、これからも全日本ネオン協会と情報交換やワークショップなど積極的な交流を深めていきたいと書いてあった。そういえば久しく全日本ネオン協会では米国ネオン視察ツアーを行っていないが、旧くて新しいネオンを知るために来年オープンする新ネオンミュージアムを訪問して交流を深めてはどうだろう。 |
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