「中秋の名月、十五夜」は旧暦8月15日、今年は9月12日だった。そして、6年ぶりに満月も同じ9月12日だったとか。まるで意味が判らない。
新月から満月までは平均14.7日だから、少しずつ差が出る。満月は十五夜よりも1日2日遅れることが多いのだそうだ。
荒井由美が「次の夜から欠ける満月より、14番目の月が好き」と歌ったのは35年前、我が青春の名曲だ。これを「14番目の月が好きだけど、15番目が好きな時もある。」なんて言ったら全く艶消しだ。
早い話、月を愛でて酒が呑めれば良いのだから、細かいことは気にしない。どうせ、そのあたりの数日は大体真ん丸なのだし。
そもそも満月は年に10数回あるらしい、中秋の名月だけを特別扱いするのも不公平だ。もっと月見酒したらいいじゃないかと思ったら、案の定「栗名月、九月十三夜」というものがあるそうで、今年は10月9日。昔もそうやって呑んだに違いない。連休中日、呑む大義名分が出来た。
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