ネオン前線北上中

 
 うちのカンバン娘 23 
関西支部 阪神ネオン(有)
前田良子さん
前田良子さん  ライブが好き!な前田良子さんは31歳。
 入社して6年。オペレーターとして阪神ネオンのほとんどのデジタル作業を担います。
――もうベテランですね。
 ベテランと言えるかな?どうでしょう?
 謙虚に応えながらIT世代らしく、リズミカルに作業手順を説明してくれました。
 完成に至るまでの作業行程は、まず受注データ内容を確認し、発注材料が届いたら形成(カッティング)、あるいはインクジェットで刷り上げます。インクジェットの場合はできあがった版を機械から出してきたものをほぼ1日かけて乾燥させ、ラミネート加工で作業終了。カッティングの場合はリタックシートを貼り、工場から搬出します。仕上がりの醍醐味は、なんといっても実際に取り付けられた看板を街で見かける事とのこと。
――この仕事に携わるようになったのは?
 社長である父の要望です。その時にやってみたいことが特にはなかったので、トライした結果が現在です。続けるうちにだんだん作業はボリュームup。何でもやりたくなってきたようです。
 好きな色はオレンジ。ちなみにメガネはワインレッドの縁だそうです。
 最近は、スターダストレビューのライブがよかった。と、昼休みの電話インタビューにハキハキ。軽やかでしっかり者さん、でした。
 
 う・ち・の・会・杜 119 
中部支部 ()奥野電工
奥本千香さん

奥本千香さん (有)奥野電工は現社長の奥野千昭さんが昭和53年1月に三重県伊勢市に創立。
 「社長はマイペースで、同時にチャレンジャーですね」と、娘さんの奥本千香さん。「守りに入らず常に攻めの姿勢に尊敬させられます」。
 奥野社長はネオン加工の技術を習得するために海外で修行したり、積極的にLEDのノウハウを学び新技術を取り入れてきました。
 創業以前、社長のお父さんの代からずっと電気工事が専門とのこと。昭和60年頃から看板事業へと業務の幅を広げてきました。
 同じ市内での昭和62年の工場新設移転に伴い、さらにネオン看板や大型看板も自社で製作・施工を手掛けています。
 社員数は7名。社長を含め5名が電気工事士の資格を持ち、他にも高所作業車資格者5名、ネオン工事士4名を始め電気工事関連の有資格者が多く、12M、24Mの高所作業車や、レザーランドなどを備え、製作部門、工事部門ともに他社の追従を許しません。
 リーマンショック以降の厳しい景況を乗り越え、最近は少しずつ明るい見通しがついてきたとのこと。
 会社全体が“攻めの姿勢”で東海三県はもちろん他地方への出張もこなし、ホームページの充実にも力を入れています。

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