野球観戦の危険 |
「おらが町の宝」を投稿して早3年。もうお忘れかと思いますが、札幌と言うより北海道民が、祐ちゃんフィーバーに沸き上がっていた事を思い出して下さい。文字通り日本ハムを支えるエースの背番号18を背負い、頑張ってローテーションの要だったはずが、今シーズン早々に2軍落ち?過度の期待からのプレッシャーとプロの厳しさが…。 今回は、野球観戦の危険についてお話させて頂きます。 札幌ドームでの出来事ですが、2年前、親子4人で日ハム対西武戦を観戦中、日ハムの選手が打ったファーボウルが顔面に当たり眼球が破裂、右目を失明したという。打球が直撃した女性は、22日間の入院後、最低限の日常生活を送れるようになるまで半年以上かかったそうです。 日ハムのホームゲームは年間約60試合のうち、観客に打球が当たる事故は毎年約100件発生しているという。プレーを楽しむだけでなく、広い球場でビールを飲んだり、弁当を食べることも野球観戦の楽しみといえるかもしれませんが、しかし現実に事故で負傷した方には申し訳ありませんが、打球の事故は自己責任ではないかという意見の方が多いとか。 プロ12球団が定める『試合観戦契約約款』には次のように定めているそうです。【主催者と球場管理者は、観客が被ったホームラン、ファウルボール、そのほか試合やファンサービス行為、練習行為に起因する損害賠償について責任を負わないものとする】それでも観客が試合に関することで負傷した場合、主催球団は応急処置と当日の治療費を負担するのが慣例になっているそうです。【危険が起こる】ということを予見して、球場ではどの席にいても、打球が飛んで来るリスクがあります。 野球の本場、アメリカのメジャーリーグの球場は日本と異なりフェンスが低く、防護ネットも張られていないのが一般的だとか、安全と引き換えに観客をプレーに集中させ、臨場感や緊張感を増幅させているそうです。常にプレーに集中し、ボールから目を離さないようにして楽しい観戦を心がけましょう。 追伸 女性の方ごめんなさい。【ケガをしている観客の75%は女性】の方だそうです。 |