ドイツのフルダという小都市に泊まったときのことだった。 朝のウォッチングで洒落た菓子店をみつけた。ガラス張りの店舗の入り口脇には舗道に沿ってベンチ風の台がしつらえてある。そこに座り心地のよさそうな座布団が数枚。菓子を買った人がここで一休みするのだろうか。客同士の会話がはずみそうだ。なんとなく日本の茶店を思い出して心がなごんだ。
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