■ 秋季セミナー「ヨーロッパの景観とサイン」 ■ | ||
経営委員会 T.O. | ||
昨年の11月20日、関東ネ協経営委員会では秋季経営セミナーとして、全ネ協の相談役である小野博之さんに講師を依頼し講演会を実施しました。NEOSの裏表紙でもお馴染みの小野さんは、世界中を旅歩きして建築やサインを観察することをライフワークに持ち、各国で出会ったサインの写真をまとめたフォトエッセイ集「世界サイン紀行」を五巻出版しています。
今回はそんな小野さんにご自身で撮りためた膨大な量の写真の中からほんの一部分をご披露いただき、「ヨーロッパの景観とサイン」というテーマでスライド投影の講義が進行しました。特に印象深かったことは見ただけでは何の商売だかわからないサインが多かった点で、商売繁盛の為に目立たせるという日本のスタイルとだいぶ違うことに驚きました。小野さんはこの点を「ヨーロッパの商業サインは決して金儲けのためのツールではなく、店主の想いが込められたシンボルだ」と解説されていました。また景観に対する考え方も「日本人は家の中も外(外壁)も自分の物と考えるけど、ヨーロッパ人は外は公共物と考える」という見方も印象的でした。そのほか日本の秀作サインなどのお話しも伺い、参加者にとっては大変充実したセミナーとなりました。 |
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■ 「LEDの仕組み・モジュールの取扱い等」講習会 ■ | ||
技術委員会 都築裕介 | ||
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