街のサイン

 
 東京駅 赤レンガ駅舎復元  
    
 国の重要文化財に指定されている東京駅 丸の内駅舎、通称赤レンガ駅舎が5年に及ぶ保存・復元工事を終えて大正時代の創建当時の姿に生まれ変わり、昨年10月に全面開業した。
 復元の目玉は、昭和20年の大空襲で焼失した3階部分と南北のドーム天井である。ドーム内部は、数少ない写真や文献などをもとに、鷲の彫刻や鉄道の車輪、花飾りのリレーフが施されており、中には方角を示す干支や、豊臣秀吉の兜をかたどったものもある。また創建当時の貴重なレリーフも一部使われているとの事。下から見上げると、まるで万華鏡のようである。
  3階部分の外壁は2階以下と比べて違和感がないように何度も調合した化粧用レンガをあしらっており、東京ステーションホテルの客室として使われている。 
関東甲信越北陸支部 M.K.

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