「社名I&Sはインターナショナル&サインという意味です」と、丁社長。流ちょうな日本語で丁寧に答えてくださいました。
丁さんは19年前に韓国から28歳で来日。縁あってサイン業界で仕事を得て、後に(有)アイサインの社長代理として平成11年から会社をたたむまでの8年間務めたとのこと。
その後、平成19年8月同名の(株)アイサインを創業。同年9月に株式会社に組織変更をします。現在のI&Sと社名を変更したのは平成22年です。
主な業務はネオン管曲げはもちろんLED照明、LEDモジュール、チャンネル製作等。韓国からのLED輸入にも力をいれています。
「月1回ぐらいのペースで韓国に行き、品質の良い品を探して輸入しています。不良品が出ると現場も迷惑ですが、お客さんにも迷惑がかかります。韓国の製品は以前は不点があったり、壊れ易かったりしました。もう一工程が足りなかった。日本では通用しないと説明をして、『モノは買う人の目で見て作る』これを理解してもらうのに時間がかかりました」
「日本は丁寧です。自分も日本のやり方が良いと思います。韓国はせっかち。逆に中国はのんびりし過ぎですね。情報が先行しお互い悪いイメージを持ちがちですが、話すと分かりあえます」
社員は4名+アルバイト2名。「独立したい気持ちがあれば応援すると常々伝えています。そのかわり自分で勉強しなければいけません」
5月末日をめどにLEDのショールームを作る予定。「誰でも入りやすくて、分かりやすい展示にしたいと思っています。人との出会いがあり、今日までやってこられました。感謝の気持ちで一杯です。家族も日本が大好きです」社名に違わずこれからもグローバルな活躍が期待される丁さんです。
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