今年もこの季節がやってきた。年に1度の健康診断である。この時期が近づくと何故か食べ物や飲み物に気を使うようになる。当然、健康は学生時代のテストのように一夜づけで100点を出せるような代物ではなく、日頃の行いが赤裸々に数値に表れてしまうものである。いわば生きる上での中間テストのようなものなのだ。
　 ここで、健康もサインと結び付けられる事に気づかされる。100点が異常なしの健康体とするならば、90点に減点される前には何らかのサインがあったはず。疲れが抜けない、慢性的な痛みが続く等、危険信号が出ていたはずなのだ。その信号に気付かず、あるいは気付かないふりをして生活していた結果が減点の対象となるのだ。
　 サインに携わる者として、クライアントに健康な状態でいて貰う為には、常に様々なサインにアンテナをたて、今の時代どんな信号が発せられているのかを察知、提案しなくては！と思わされる。
　 とはいえ、中性脂肪が昨年の４倍の数値を打ち出し減点された身としては、それらのサインに気づかなかった事を恥じずにはいられない。
　 来年の100点獲得へ向け夏の楽しみも考えなければ。。。