ネの字通信

 
 都立城南職業能力開発センター大田校 広告美術科「ネオン管曲げ加工見学会」  
 

 7月30日(火)、関東ネ協の協力のもと大田区の(株)シマダネオン様の工場にて都立城南職業能力開発センター大田校 広告美術科の生徒さんが同校、鈴木恒徳先生、加藤洋一講師の引率により「ネオン管曲げ加工見学会」が2部編成の計18名で行われました。 
  始めにネオンを紹介するビデオを鑑賞してから、島田講師による熟練技のネオン管曲げ加工、電極付け、ガス封入、エイジング工程を質疑応答も交えて見学した後、今回は見学者全員と加藤講師もネオン管曲げ加工を体験して頂きました。ネオン管をどの位まで熱してから曲げたら良いか、曲げる時の力加減など、島田講師が一人ずつ細かく指導しながら行われ、一番上手に曲げられたネオン管には、ご褒美として実際にガスを封入しピンク色の綺麗なネオンを点灯させ見学会は無事終了しました。
  この見学会は、普段は目にする事が出来ないネオン製作の現場を見学してもらいネオンの形状の自由さ色鮮やかさ、街を彩るネオンが一本ずつ丁寧に作り上げられている事や、省エネである事。そしてネオンの素晴らしさを認識してもらうため開催しております。
  また、同校の広告美術科は屋内外の広告物やサイン、ディスプレイ、電飾・展示に関連した企業の人材として必要な知識の技術習得を目指して日々勉強に励んでおり、同校卒業生の中には全ネ協会員企業へ就職し活躍されている実績があります。即戦力を期待できる有資格者の採用をお考えの企業は職業訓練学校への募集案内も有効かと思います。

ネオンに関するアンケートにご協力頂きましたので抜粋してご紹介します。
Q1ネオンサインが省エネ光源だという事はご存知ですか?(18人中)
  知っていた3名/知らなかった15名
Q2ネオンサインに対するイメージや感想を教えて下さい。
  文字全体が発光して暖かみと柔らかい灯りのイメージ/ガラス管が曲がっているフォルムが可愛らしく発色が淡くて優しい光/材料費も特殊で電気代も高そう/街を明るく賑やかにする都会のイメージ/機械が作っていて簡単に製造できると思っていた/80年代のアメリカ映画/昔のパチンコ屋さんで使用されていて明るすぎるイメージ
Q3ネオン管曲げ加工を見学と実際に体験していかがでしたか?
  難しく扱いが繊細なものだと思った/良い経験が出来た/職人の技術を絶やしてはいけないと思った/省エネとは知らなかった、手作りで作られているネオンをもっと使用してほしい/ネオン管に熱を均等に加えるのが難しい/貴重な体験で楽しかった/ガラスが溶ける様な炎が怖く感じたが、飴細工の様に柔らかくなったのには感動した/職人技を見学出来、職人さんを格好良く思った/ネオン管を思いのままに操る所に熟練を感じた。体験するといかに難しいかが良く分かった。



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