1988年、タイムスリット(通過型表示装置)開発、またラウンドスリット(回転型表示器)の開発を経て、翌年アビックス(株)は設立されました。
「真っ暗なトンネルを映像空間にしたい」そんな夢から始まった研究開発は、名古屋市営地下鉄に採用されるなど、脚光を浴び、1990年に販売会社設立。その後神戸北神急行北神トンネル、JR東日本、成田空港線、北海道新千歳空港など次々と採用され、ニュービジネス大賞奨励賞受賞しています。
1995年、LED表示機の新たな事業拡大の方向性を見いだし、ホール等のネオンの置き換えとしてポールビジョンを開発。翌年日経ベンチャー主催ベンチャーオブイヤー95「ハイテク部門」受賞。サイバービジョンの開発をすすめ、デジタルプロモーションの可能性が広がっていきました。
2005年ジャスダック証券取引所株式上場を果たし、2006年本社をみなとみらい横浜ランドマークタワーに移転、現在に至っています。
大型の屋外型サイバービジョンを銀座、秋葉原、渋谷、千葉など各地に設置。デジタルサイネージのノウハウを集約した「儲けを生み出す!魔法の映像看板」を出版するなど、アビックス鰍ヘ映像看板のリーディング・カンパニーとして大変注目されています。
「看板とはエンドユーザーにとって集客がゴール。デザイン性が高いということより集客効果があるということが我々の仕事だと考えています。LEDには拘らず『看板の電子化』を図り、機器もコンテンツも運営支援もひとつのパッケージとして機器のメンテナンスも含めた中身も提供していく形態に変えてきています」と、49歳の代表取締役社長の熊ア友久さん。社員数は26名。開発・提案型の“攻め”の会社です。
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