三和ネオンの創業は昭和57年4月1日。社長の吉元章さんが35歳で設立、同年6月に株式会社に組織変更。社名はお客様と社員と会社の三つの和の意。「色々凝った名前を考えたのですが、結局はこの名前になりました」と吉元社長。
吉元さんは、東京で自動車会社と広告代理店で働いた後、地元九州に帰り、畑違いの看板業界に就職。プラスチック看板、アクリル真空成形などを仕事として5年後に独立しました。「とりあえず起業して、1人、また1人と増やしていきました」現在の社員数は10名。
宮崎県都城市という小さな地方都市でネオンでやっていけるのだろうかと、当初は心配もあったとのことですが、時代は活況を呈し「忙しかったですね。多いときは17人の社員を抱え、フル回転していました」
業務はネームプレートから大型看板まで何でも。「効率は悪いかもしれないですが、できるだけ自社で製作、施工まで一貫して作業します。社のモットーという程のものは無いですが、いんちきはしない。まっとうに、正直にといったところかな」
それぞれが自分の裁量で判断できるように任せています。
みなさん気分は社長さん?「そうそう、自分は小間使いです」と吉元社長。楽しく働けることが一番ですね。(写真は若かりし頃の一昔前のもの)
|