今回お話を伺ったのは専務の新宅雅和さんです。
ニューアート社は「昨年がちょうど創業60年でした。父が創業し、2代目は兄が継いでいます」
「私自身は、18歳からこの業界に入って40数年になりました。その間にアナログ、ネオンからデジタル、LEDとこの業界が大きく変わったことは感慨深いですね」
昭和から平成の、この時代の60年となれば、ネオン業そのものの歴史を経ているといえそうです。店舗看板からはじまってアクリル等、素材や取り付け方の技術等、ネオンサインは街の風景としても大きく変わってきました。
「そうですね、現在は、街の看板の調査や流通等、提案や代理店業務も含むネオンのコンサルタントやコーディネートが主です。ですから、実際の取り付けは各地域の業者に発注することになります」。
手書き看板からネオンサインへ、そしてランドマークへと進化するサインは、実際の器具機材だけでなく、企画やデザイン設計、設置場所や、環境への配慮や安全性の確保など、完成までの業務は多岐に及びます。
現在、社員は21名。
ニューアート社は、日本全国をシェアとする紳士服のAO社やパチンコのダイナム等を主なクライアントとし、ネオン業がシステムへと変換する新しいスタイルを拓いています。
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