先代の岡本雅昭氏が昭和38年、独立開業し阪神電飾工業所を設立。その後44年に(有)阪神電飾となり、ほどなく現在の(株)阪神電飾に組織変更し、現在に至っています。
「オーナーさんの顔を作っているつもりで看板を造れというのが先代の教えです」と、一昨年、代替りされた岡本浩一社長は、23年間先代と共にサイン造りを担ってきました。
主な業務はネオン、大型看板、屋内外広告など。関西を中心に業績を伸ばし、社員は20、30、40、50代と各世代にわたり14名。営業、デザイン、製作と精鋭揃いです。
これまでで思い出深いのはユニバーサルスタジオに一番近いホテル京阪ユニバーサル・シティに取り付けた幾つかの商業サインとのこと。「ネオンを使ったり楽しいデザインのものが多く、今も人気です」と岡本社長。
「最近は電飾看板もローコストでできるようになり、逆に面白いサインが増えるのではないかと期待しています」
今までのお付き合いの中から紹介された仕事も多く、大阪以外の仕事は業界の仲間と一緒に助け合いながら、さらに前を目指して、創業以来半世紀が過ぎました。
先代の教えを守りつつ、チームワーク力でさらなる半世紀へ向かいます。
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