今年で創業52年目になる帰.D.TAISHINの前身は大進ネオン製作所。「創業者の祖父貞雄はネオン管曲げから始め看板製作と施工も請け負うようになり、父淑晴がその基盤を守り続け、14年前に私が代表になった頃からLEDの取扱いが増えてきました。現在の社名に変更したのは3年前です」
現在はLEDが主力商品。5年ほど前から海外製品も直接取扱うようになり、製作・施工はもちろん卸も行います。社名のA.D.に込めたのは、あかりディレクター(Akari Director)、アートディレクター(Art Director)、アシスタントディレクター(Assistant Director)の三つ。あかりとアートのディレクターとしてお客様のアシスタントディレクターを務めたいという意味との事。昨年末には、名古屋「金山駅」の目の前の9階建てのビル壁面にLEDの樹木型オブジェ(高さ30m×幅35m)を手掛けました。ビルの入口は地下鉄の駅にも繋がり、金山駅のランドマークとして注目を集めること必至です。また、数年前からプロジェクションマッピングを自社で実現すべく模索中とのこと。「弟と妻の3人の会社なので、意識統一のために昨年からモットーを掲げています」と木藤社長。今年は『魅力を高める!』です。そのために、何が自分・自社の魅力なのかを徹底的に考え、それを高め、人も仕事もその魅力に吸い寄せられてくる、そんな会社にしたいと思っています」
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