昨年末、一人の男が見せた「男気」に、広島中、いや日本中が魅せられて、鯉旋風が吹き荒れました。その男とは広島カープに帰ってきた黒田博樹。今シーズンのストーブリーグは間違いなくこの男が主役でした。その男気に、県民は大いに沸き、誰しもが優勝を期待しました。その広島県のフィーバーぶりが、街の至る所に見られます。居酒屋のイベントポスター、電車のラッピング、街路の仮囲いのラッピング、コンビニ店の外装、コインパーキングの看板、新聞の自動販売機、はてはマンホールの蓋。広島の街は真っ赤に染まり、街全体が「がんばれカープ!」。男気に魅せられた県民が今度は応援でチームに恩返し。連日満員の新球場ですが、残念な事にこの記事を書いている時点では最下位…。秋までこの旋風を吹かせ続け24年ぶりの優勝を何とか勝ち取ってもらいたいものです。 |
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