育てよう社会の宝 |
先日の長崎の通常総会で、社員さんの20年勤続表彰を代理で受けてきました。 うちの会社では、24名の社員中3人目になります。最近は、建築系の業種をはじめとして、われわれ零細企業においては慢性的な求人難が続いています。社歴35年の会社で20年間継続して働いてくれている社員さんというのは、まさに会社の大切な宝といえるでしょう。 最近私は、取引先の若い新人の営業の方が来ると、「同期で入った仲間は、元気でやってる?」「学生から社会人になって楽しいことや辛いことは?」などとよく聞いています。 中には、入社2年目の事務機メーカー代理店の若い営業の女性は「社会人になって仕事をしていて、楽しいことは1%、残り99%は大変なことばかりです。でも途中で挫折したら、なにもならないので頑張っています」。この女の子は営業車の中で一人涙ぐむこともあるということ。そうなのか…。若い人も社会人となって仕事に就いた時、そんな気持ちで頑張っているんだ。自分が若いときは、どうだったんだろうと思わず考えてしまいました。 とかく年齢を重ねると、若い人にも、自分の価値・判断を一方的に押し付けがちになります。自分の会社の若い社員さんの思いも素直に受け入れて、理解しようとする気持ちがないと若い人を育てることはできないでしょう。これからの業界の世代交代・バトンタッチの為にも…。 |