学生時代から多くの時間を費やし、絵やイラストを描いてきました。描いてきた絵の種類は、水彩画や油絵をはじめ、パソコン上でのイラストや立体物など種類は様々です。
今まで描いてきた対象で、一番多いのは風景や生物だったと思います。私はピカソに代表される抽象画より、写実的な具象画を描くことが好きで、特に生物が好きでした。絵画だけでなく、簡単なデザインもしたことがありますが、そちらも何のモチーフの作品が多いかと言われれば、やはり生物だったと思います。
私の自宅の庭には、花や野菜などが植えられているので、昆虫や鳥など多くの生物が飛び回ったりしています。それらの生物を観察していると興味が湧いて楽しいですが、それらの動き回る生物を描くのは難しいです。時には写真を見ながら描いたりもします。鉛筆で描くことから始まり、絵の具などで色付けをして行きます。色付けと言っても濃淡や影のことなど考えると作品の完成が見えないことが多いです。学生時代の部活などの時は特にそうでしたが、その分一度とりあえずの完成を見た時は、言葉に出来ない様な充実感があります。しかし、芸術というものは一度完成しても終わりではありません。絵画なら後から何度も描き足していくことが出来ます。私の絵画作品は自分の成長を見つめ直すことが出来る大切なものです。
|